ポルトガルの海水浴 その2

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のっけから、のんびりした風情です。

これぞ、海水浴!

でもまさか、ここに私の求めていた「海水浴」があったなんて…今日は水着ないよ。
ここは、リスボンからバスで1時間程度走ったところにある、Ericeiraという町。秋に一度訪ねたことがあり、このビーチでこんな写真を撮りました。

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そう、7月なんだから予想しておかなくちゃ。

ともかくEriceiraは美しい町です。夕日の絶景スポットでもあります。季節外れに訪れても、シーズンまっさかりでも、それぞれの楽しみ方があります。

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以前、そんな風に薦めた人に「もっとひなびたところを想像していた」との感想をもらったことがあるのですが、確かに私も、沢木耕太郎の「天涯」シリーズの中で2枚だけあった、どこか寂しげな写真を見て出かけたので、そういう思い込みがあったと思います。でも、人が生きている場所に対して、外部の人間が「鄙び、素朴さ」を保つことを求めるのは傲慢にも思います。この町は、自身の観光資源の価値をわかっていて、7,8年前からかなり凝った町の公式サイトを作って、差別化を図っているように思います。リゾート開発地・旧市街・海水浴場・サーフィンスポット、バランスがとてもよく取れている。そういうところも、私がこの町に惹かれる点かもしれない。

そう、その公式サイトが最近かなりリニューアルされて、ボディボードやサーフィンスポットとしての海をかなり押してますねー。

秋に始めて行った時、実はいきなり目に飛び込んできたのは、サーフィンをする少年たちだったけ。

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そうそう、海水浴。ここにはSanto André Lagoon & Beachesのような衝撃はないですが、リスボンの喧騒からちょっと離れて、子供たちの嬌声と波の音が交差する、特別なようで特別でない一日を過ごすには最適なところなのでしょう。

Hotel Vila Gale Ericeiraというホテルが、「エリセイラ観光ホテル」って風情で、もう「海水浴」ならここでしょ!って感じでした。1泊ぐらいしたいなぁ。